保護者向けコラム|習い事・子育て
年長さんの習い事、
何を・いつから始める?
「小学校に入る前に、何か始めたほうがいい?」「何を選べばいいの?」。年長さんは、習い事を始める子がぐっと増える時期です。始めやすい理由、選び方、いつから・いくつまで、そして1年生の春にあわてないための考え方を、こどもスクールの教室の経験からお話しします。

年長さんになると、まわりのお友だちが習い事を始めた、という話をよく聞くようになります。「うちも何か始めたほうがいいのかな」とあせる必要はありませんが、年長さんは習い事を始めるのに、ちょうどよい時期でもあります。そろばん・かきかた書道の教室で、たくさんの年長さんを見てきた経験からお話しします。
年長さんが習い事を始めやすい理由
- 座って取り組める時間がのびる
年中さんのころより、机に向かっていられる時間がのびてきます。先生の話を聞いて、言われたことに取り組めるようになるのもこのころです。
- ひらがなや数字に興味が出てくる
自分の名前を書きたい、時計や数字を読みたい。「知りたい」「できるようになりたい」という気持ちが育つ時期です。
- 入学前に「通う習慣」ができる
決まった曜日に通い、あいさつをして、終わったら片づける。習い事で身につくこの流れは、小学校の生活の練習にもなります。
よく選ばれる習い事と、育つ力
年長さんの習い事は、大きく分けると次のようなものがあります。どれが正解ということはなく、何を育てたいかで選ぶのがおすすめです。
| 種類 | 例 | 育ちやすい力 |
|---|---|---|
| 運動 | 水泳・体操・サッカー・ダンスなど | 体力、体の動かし方、チームで動く力 |
| 音楽 | ピアノ・リトミックなど | 指先、リズム感、毎日練習する習慣 |
| ことば | 英語など | 耳で聞き分ける力、ちがう文化への興味 |
| 学びの土台 | そろばん・かきかた書道など | 数の感覚、正しい字、机に向かう集中 |
| 表現 | 絵画・アート・工作など | 自分で考えて形にする力、表現する楽しさ |
小学校の準備として選ばれることが多いのが、そろばんとかきかた書道です。1年生では、ひらがな・カタカナと、たし算・ひき算を習います。入学前に「数」と「字」に少し慣れておくと、1年生の授業が「わかる」「できる」から始まります。くわしくはそろばんは何歳から?と習字(かきかた書道)は何歳から?もご覧ください。
選ぶときの3つのポイント
- 本人が楽しめるか
いちばん大切なのは、子ども自身が「また行きたい」と思えることです。体験のあと、帰り道の表情や話す内容を見てみてください。
- 1年生の生活に合うか
入学すると、下校の時間や学童の時間で、通える曜日と時間が変わります。年長さんのうちに決めるときも、1年生になってからの通い方を考えておきます。
- 続けられるか
月謝だけでなく、1年間にかかる費用、週の回数、送り迎えの手間。無理なく続けられることが、いちばんの力になります。費用の考え方はそろばん教室の月謝の相場と、かかる費用へ。
いつから?いくつまで?
入学の半年前ごろまでに始めるのがおすすめです。1年生の4月は、学校・学童・新しい友だちと、子どもにとって変化だらけです。そこで習い事も新しく始めると、疲れがたまりやすくなります。年長さんのうちに習い事に慣れておけば、4月は「いつもの習い事」が安心できる場所になります。
数は、まず1つ、多くても2つから。週の中に、何もない日を残しておくのがおすすめです。慣れてきて、本人がもっとやりたいと言ったら増やす、という順番のほうが長続きします。
1年生の生活と、送り迎え
「小1の壁」という言葉があるように、入学すると、保育園・幼稚園のころより帰りが早くなり、送り迎えの形も変わります。習い事を選ぶときは、次のことを確かめておくと安心です。
- 教室が近いか:家や学校、学童から通える場所か。
- 時間に幅があるか:決まった時刻だけでなく、時間の中で通える教室だと、学童や下校の時間に合わせやすくなります。
- お休みの決まり:休んだときの振替や、しばらくお休みする制度があるか。

体験で見ること
| 見ること | ポイント |
|---|---|
| 子どもの表情 | 終わったあと「楽しかった」「またやりたい」と言うか |
| 先生の声かけ | できたことを見つけてほめてくれるか。まちがえたときの声のかけ方 |
| 時間の長さ | 授業の時間、座っていられそうか。むずかしければ、半年ほど待ってもう一度体験を |
| 通いやすさ | 曜日・時間・場所。1年生になってからも通えるか |
| 費用 | 月謝のほかにかかるもの(入会金・教材費など) |
よくある質問
年長さんで習い事をしていないのは、遅いですか?
遅くありません。1年生になってから始める子もたくさんいます。大切なのは、始める時期より、その子に合ったものを無理なく続けることです。
本人が「やりたくない」と言います。
無理に始めるより、まずは体験だけ、という形がおすすめです。実際にやってみると「楽しかった」と変わる子も多いです。それでも気が進まないときは、時期をずらしてみてください。
運動系と勉強系、どちらを先にしたらいいですか?
どちらが先、というきまりはありません。体を動かすのが好きなら運動から、机に向かうのが好きならそろばんや書道から。1つめは「好き」を入口にすると、続けやすくなります。
体験は、どこまで準備していけばいいですか?
こどもスクールのそろばん・かきかた書道の体験は無料(約20分)で、持ち物は筆記用具だけです。そろばんは教室で用意します。

年長さんのうちから、少しずつ。「できた!」がたまると、小学校が楽しみになるよ!
まずは、無料体験へ
そろばん・かきかた書道は体験無料(約20分・持ち物は筆記用具だけ)。アートの体験は40分・1,000円(手ぶらでOK)。教室の雰囲気や先生との相性を、お子さまと一緒に確かめてください。



