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こどもスクールそろばん・かきかた書道・アート

保護者向けコラム|そろばん

そろばんは何歳から?
始めどきの目安と、早すぎ・遅すぎの話

結論は「年長さんごろから、数字に興味が出てきたら」。ただし、小学生から始めても、まったく遅くありません。50年あまり教室を続けてきた経験から、年齢ごとの始め方をお話しします。

先に答え:目安は年長さん(5〜6歳)ごろ。「数字に興味がある」「10分くらいすわって話を聞ける」なら、始められます。小学1〜3年生から始める子がいちばん多く、高学年・中学生からでも遅くありません。

何歳から始められる?

多くのそろばん教室では、年長さん(5〜6歳)ごろから受け入れています。理由は、そろばんを習うのに「数字が読める」「1〜10の数を数えられる」「10分くらい先生の話を聞ける」という3つがそろう時期だからです。

ただ、「何歳から」より大切なのは「その子の様子」です。年長さんでも、数字に興味がなく、すわっているのがつらい子には、まだ早いこともあります。逆に、小学3年生から始めて、ぐんぐん伸びる子もたくさんいます。早く始めた子が必ず上手になる、というものではありません。

こどもスクールでは年長さんから入会できます。4月の進級のタイミングで始める子が多く、年中さんの終わりごろからご相談・ご予約を受け付けています。年長さんの間は、小さな手でも扱いやすい「10珠そろばん」で数のしくみに親しみ、1年生になるころに23桁のそろばんへ進みます。

年齢ごとの始め方

年長さん(5〜6歳):「数字となかよし」から

この時期は、計算を速くすることが目的ではありません。「5はいくつといくつ?」「10になるおともだちは?」という数のしくみを、珠を動かしながら体で覚えます。くり上がりのないやさしいたし算から始め、迷路やパズルのような教材を使って、飽きずに続けられるようにします。「できた!」をたくさん経験して、数字を好きになることが、この時期のいちばんの目標です。

小学1〜3年生:いちばん多い始めどき

学校で数の勉強が始まり、くり上がり・くり下がりでつまずく子が出てくる時期です。そろばんは、数を「量」としてイメージできるので、学校の算数の助けになります。23桁のそろばんで、たし算・ひき算からかけ算・わり算へ進み、検定の級に挑戦していきます。

小学4〜6年生:遅くない、むしろ伸びる

「もう高学年だから遅いのでは?」とよく聞かれますが、高学年は理解が早く、1〜2年で下の学年の子に追いつくことがめずらしくありません。計算の速さだけでなく、集中して問題に向かう習慣が、中学の勉強の土台になります。

中学生:部活と両立しながら、3級をめざす

中学生から始める子もいます。目標は、履歴書に書ける3級以上。短い時間で集中する習慣は、定期テストや受験でも役立ちます。くわしくは中学生になってものページをご覧ください。

早く始めるメリットと、気をつけること

メリットは3つあります。①数を「量」として感じる力(数感覚)が、学校の算数より先に身につく。②「毎週同じ場所で、すわって取り組む」習慣が小学校入学前にできる。③小さな合格を積み重ねる期間が長くなり、自信が育つ。

気をつけることもあります。幼児は集中できる時間が短いので、60分ずっと珠をはじくのではなく、先生がようすを見て休けいや遊びを入れます。また、学校の筆算と、そろばんのやり方は違うので、「学校のやり方も正しい」と先生が声をかけながら進めます。無理に先取りすると、そろばんがきらいになってしまうこともあるので、本人が楽しんでいるかどうかを、おうちでも見てあげてください。

「向いている」サインと、まだ早いサイン

始めてよいサイン数字や時計に興味がある/1〜10を数えられる/10分くらい話を聞ける/「やってみたい」と言う
もう少し待つサイン数字に興味がない/すわっているのがつらい/体験でずっと泣いてしまう

迷ったら、無料体験(約20分)で先生がようすを見ます。「今は様子を見ましょう」とお伝えすることもあります。おうちでは、お風呂で数を数える、おやつを分ける、100玉そろばんで遊ぶなど、数にふれる時間を作ってあげると、始めどきが早まります。

始める前の準備と、かかる費用

持ち物は筆記用具とそろばん(23桁をおすすめしています)だけ。年長さんの10珠そろばんや、筆ペン・水書道の用具は教室で用意します。

授業週1回・60分(授業時間の中で通う「随時制」。基本16:10〜18:30、教室によっては15:40から)
月謝年長さん・小学生 4,600円、中学生 5,500円(税込)
そのほか設備維持費 1,100円/月(塾保険を含む)、入会金 4,800円(ごきょうだいは2人目から無料)、教材費は別
体験無料・約20分。持ち物は筆記用具だけ

そろばんの効果やデメリット、月謝の相場については、そろばんの効果・メリット(デメリットも正直に)にまとめています。

よくある質問

年中(4〜5歳)ですが、始められますか?

こどもスクールでは年長さんからの入会をおすすめしています。年中さんの間は、おうちで数にふれる遊びをしながら、年長さんの4月を目標にしてください。年中さんの終わりごろから、予約を受け付けています。

小学4年生からでは遅いですか?

遅くありません。高学年は理解が早く、1〜2年で追いつく子が多いです。学校の算数が「できる」実感につながります。

親がそろばんをやったことがなくても大丈夫?

大丈夫です。教室で先生が一人ひとりに教えます。おうちでは「がんばったね」と声をかけてもらえれば十分です。

どのくらいで級が取れますか?

その子のペースによりますが、小学生なら半年〜1年で最初の級に挑戦する子が多いです。検定は、ふだん通っている教室で受けられます。

森田泰斗

この記事を書いた人

森田 泰斗株式会社森田グループ こどもスクール塾長

1972年に豊橋で始まった「森田塾」を引き継ぎ、愛知・静岡の約90教室とベトナム・ハノイ校で、そろばん・かきかた書道・アートを通じて「自分を信じる力」を育てています。教育についての講演・セミナーも行っています。

まずは、無料体験へ

そろばん・かきかた書道は体験無料(約20分・持ち物は筆記用具だけ)。アートの体験は40分・1,000円(手ぶらでOK)。教室の雰囲気や先生との相性を、お子さまと一緒に確かめてください。