保護者向けコラム|そろばん
おうちでできる そろばん練習:
動画・アプリ・プリントの使い方
「家でも練習させたいけど、何をすればいい?」「そろばんの動画やアプリって、使っていいの?」。おうち練習は、1日5〜10分で十分です。動画・アプリ・プリントの上手な使い分けと、続けるための声かけを、教室の経験からお伝えします。

そろばんを習い始めると、「家でも何かさせたほうがいいのかな」と思う保護者の方は多いです。最近は、そろばんの動画やアプリもたくさんあります。上手に使えば、おうちでの練習はとても楽しくなります。ただ、使い方によっては、教室で身につけた指づかいがくずれてしまうこともあります。ここでは、おうち練習の時間の目安と、動画・アプリ・プリントの使い分けをお話しします。
おうち練習は、どのくらい?
長い時間は必要ありません。大切なのは、短い時間でも、くり返すことです。週末にまとめて1時間やるより、毎日5分のほうが、珠の動かし方は手に残ります。
| ころ | 1日の目安 | おすすめの内容 |
|---|---|---|
| 年長さん〜1年生 | 5分くらい | 数をおく・読む、5と10のなかよし(あといくつで5・10?) |
| 2〜3年生 | 5〜10分 | 教室で習ったところを何問か。たし算・ひき算のくりあがり・くりさがり |
| 4年生〜 | 10〜15分 | 級に合った問題を、時間を計って。検定の前は少し多めに |
「やりなさい」と言わなくても始められるように、時間を決める(夕ごはんの前、お風呂のあと など)と続きやすくなります。疲れている日や、気分が乗らない日は、1問だけでも大丈夫です。
そろばん動画の選び方と見方
動画のよいところは、先生の指の動きを、何度でも止めて見られることです。教室で「わかったつもり」だったところも、動画で見直すとすっきりします。選ぶときは、次の3つを見てください。
- 指の動きがよく見える
手元が大きく映っていて、親指と人差し指の使い分けがわかる動画を選びます。
- 習っている教え方と同じ
そろばんの教え方(指の使い方や、たし算・ひき算の手順、唱え方)は、教室によって少しずつ違います。ちがうやり方の動画を見ると、こどもが迷ってしまうことがあるので、できれば通っている教室の動画や、教室で使っている方法に合ったものを選びましょう。
- ゆっくりから始められる
速い動画をまねすると、指がついていかずに正しい動きがくずれます。ゆっくりの解説から見るのがおすすめです。
見るときは、「見る → 止める → じぶんのそろばんで同じようにやってみる」のくり返しです。動画を流しっぱなしにするより、1つの計算を何度もまねするほうが、ずっと身につきます。動画サイトは、次々に別の動画が流れることもあるので、小さいうちはおうちの人がいっしょに見てあげると安心です。
アプリ・ウェブで練習するとき
そろばんのアプリや、画面の中のそろばんで遊べるサイトもあります。こどもが楽しめるのは大きな長所です。ただし、画面のそろばんでは、本物のそろばんの指づかい(親指で上げる・人差し指でおろす)は身につきません。使い分けの目安です。
| アプリ・ウェブに向いていること | 本物のそろばんでやりたいこと |
|---|---|
| 数の読み書き(そろばんの珠を見て、数を答える) フラッシュ暗算・読み上げ算などの暗算 九九・100マス計算などの計算練習 | 珠を動かす練習(指づかい) たし算・ひき算のくりあがり・くりさがり かけ算・わり算 |
アプリで遊ぶ日も、最後に本物のそろばんで何問かやると、手の動きと頭の中のそろばんがつながります。画面を見る時間が長くなりすぎないよう、時間を決めて使いましょう。
プリントで練習するとき
プリントは、検定の前の練習や、「どこでつまずいているか」を確かめるのにいちばん向いています。
- 級に合った問題を選ぶ:むずかしすぎる問題は、やる気がなくなるもと。8〜9割できるくらいがちょうどいい難しさです。
- ときどき時間を計る:検定は時間との勝負です。毎回ではなく、慣れてきたら時間を計ってみましょう。
- 答え合わせは、こどもといっしょに:まちがえた問題は、もう一度そろばんでやってみると、どこでまちがえたかが自分でわかります。
こどもスクールでは、検定と同じ形のそろばん練習問題プリント(10級〜4級・各級3回分・答えつき)を、無料で公開しています。A4で印刷して、そのまま使えます。
続けるための声かけ
おうち練習が続くかどうかは、まわりの大人の声かけで大きく変わります。
- できたところを見つけて言葉にする:「この問題、前より速くなったね」「指の動き、きれいだね」。結果より、がんばっている様子をほめます。
- まちがいを責めない:まちがいは、どこを練習すればいいかを教えてくれる大事な手がかりです。
- 速さより、正しい指づかい:速さは、正しい動きをくり返すうちに自然についてきます。
- 教え方は、教室にまかせて大丈夫:おうちの方がそろばんをできなくても、まったく問題ありません。「聞いてみよう」と、先生に聞くことをすすめてください。
教室に通っている生徒さんには、フラッシュ暗算・読み上げ算・検定れんしゅうなどができる、会員専用のそろばん練習ルームもあります(くわしくは教室の先生か本部へ)。
よくある質問
毎日練習しないと、上達しませんか?
そんなことはありません。こどもスクールは週1回60分の授業で、先生がその子に合った課題を出すので、教室だけでも着実に進みます。おうちで少し練習すると、そのぶん速く進めます。「毎日5分」くらいの気持ちで十分です。
家にそろばんがありません。先に買っておくべきですか?
入会が決まってからで大丈夫です。無料体験は筆記用具だけでOKで、そろばんは教室で用意します。入会のときに、教室で買うこともできます(23桁がおすすめです)。
親がそろばんをできません。おうちで教えられますか?
教えなくて大丈夫です。おうちでは「いっしょに動画を見る」「できたところをほめる」だけで十分です。わからないところは、教室で先生に聞くようにすすめてください。
動画のやり方と、教室のやり方がちがいました。
そろばんは、教室によって指の使い方や手順が少しずつ違うことがあります。迷ったときは、教室で習ったやり方を優先してください。こどもスクールのお手本動画は、教室と同じやり方です。
アプリだけで、そろばんは身につきますか?
暗算や数の読み方の練習にはなりますが、珠を動かす指づかいは本物のそろばんでしか身につきません。アプリは「楽しむ・暗算」、本物のそろばんは「指づかい・計算」と、使い分けるのがおすすめです。

まいにち すこしずつ、パチパチしようね!
まずは、無料体験へ
そろばん・かきかた書道は体験無料(約20分・持ち物は筆記用具だけ)。アートの体験は40分・1,000円(手ぶらでOK)。教室の雰囲気や先生との相性を、お子さまと一緒に確かめてください。


