保護者向けコラム|そろばん
そろばん検定の級と受け方
小学生は何級が目安?
「検定って、何級から受けるの?」「どのくらいで合格できる?」「試験の日はどんな感じ?」。そろばんの検定は、子どもが上達を確かめて、自信をつけるいちばんの機会です。級ごとの内容、合格の基準、受ける時期と流れ、おうちでできることを、こどもスクールの検定をもとにお伝えします。

そろばんを習い始めると、まず目標になるのが「検定」です。級は少しずつ上がっていくので、小さな「できた!」を、目に見える形で積み重ねられるのが、そろばんの大きな良さです。合格証を持って帰ってきた子の顔は、本当にうれしそうです。
そろばん検定とは
そろばんの検定(珠算検定)は、いくつかの団体が行っています。よく知られているのは、日本商工会議所と日本珠算連盟の珠算能力検定です。級の数字が小さいほど上の級で、計算するけた数が増え、時間内に解くスピードも必要になります。
こどもスクールの検定は、一般社団法人 伝統教育地域推進協会が認定するものです。合格すると、協会の名前の合格証(認定証)をお渡しします。種目は、多くの珠算検定と同じく、見取算・かけ算・わり算です。
級ごとの内容(10級〜3級)
| 級 | 見取算 | かけ算 | わり算 |
|---|---|---|---|
| 10級 | 1けた6段/1けたか2けた4段 | — | — |
| 9級 | 1けたか2けた5段 | 2けた×1けた | — |
| 8級 | 2けた8段 | 3けた×1けた | 2〜3けた÷1けた |
| 7級 | 2けたか3けた5段 | 2けた×2けた | 3〜4けた÷1けた |
| 6級 | 3けた7段 | 3けた×2けたなど | 3〜4けた÷2けた |
| 5級 | 4けた7段 | 3けた×3けたなど | 5けた÷3けたなど |
| 4級 | 5けた7段 | 合わせて7けた | 6けた÷4けたなど |
| 3級 | 5けた8段 | 小数をふくむ | 小数をふくむ |
「段」は、見取算でたし算・ひき算する数の数(行の数)のことです。たとえば「1けた6段」は、1けたの数を6つ続けて計算します。3級より上の級については、教室でおたずねください。
9級からかけ算、8級からわり算が加わり、8級で3つの種目がそろいます。6級より上は、新しい計算のしかたが出てくるのではなく、けた数が増えてスピードが求められるようになります。級ごとの問題は、無料の練習問題プリントで見ることができます。
合格の基準
- どの級も、各種目15問・150点満点、制限時間7分。
- 15問中10問正解(100点)以上で合格です。
- 種目が2つ・3つある級は、すべての種目で100点以上が必要です。
3分の2が正解なら合格なので、全部できなくても大丈夫です。あせって全部解こうとするより、1問ずつ正確に解くほうが合格に近づきます。
小学生は何級が目安?

何年生で何級、というきまりはありません。始めた年齢や、通った期間によって変わります。こどもスクールの週1回の授業での目安は、次のとおりです。
- はじめての検定:見取算の基本ができたら、10級から受けられます。小学生なら、習い始めて半年〜1年で最初の級に挑戦する子が多いです。
- 8級から受ける子が多い:見取算・かけ算・わり算の3種目がそろう8級から、検定を受け始める子も多くいます。
- 早い子は1年半ほどで8級・7級:個人差があります。7級からは、時間内に解くスピードも必要になります。
一般に、珠算検定は3級以上を目標にする人が多く、履歴書に書く人も多い級です。こどもスクールのそろばんの先生も、「珠算検定3級以上」を条件にしています。
試験の日の流れ
こどもスクールの検定は、年4回(3・6・9・12月)、ふだん通っている教室で行います。知らない会場に行く必要がないので、小さい子も安心して受けられます。いつもの教室ですが、試験のときは、あえていつもとちがう、ぴりっとした雰囲気をつくります。
- 問題用紙の表に名前(フルネーム)を書いたら、裏返します。
- そろばんを左側に置き、手はひざの上。
- 「用意」で問題用紙を表に向け、「はじめ」でスタート。
- 「やめ」で、計算の途中でもそろばんと鉛筆を置きます。
答えの書き方も合否に関わります。数字はていねいに書き、二度書きや、まぎらわしい字は不正解になります。消しゴムは使わず、まちがえた答えは二本線で消して書き直します。授業の中で、試験の受け方も練習します。
おうちでできること
- 無料の練習問題プリントで練習する:こどもスクールの検定と同じ形のそろばん練習問題プリント(10級〜4級・各級3回分・答えつき)を、だれでもダウンロードできます。
- 数字をていねいに書く練習:0と6、1と7、4と9など、まぎらわしい数字を見分けやすく書けると、それだけで点が変わります。
- 時間を計って解いてみる:7級からはスピードも必要です。授業でもらった問題を、時間を計って解いてみます。
- 結果より、がんばりをほめる:不合格だったときこそ、「ここまでできるようになったね」と、できたところを言葉にしてあげてください。
よくある質問
不合格だったら、どうなりますか?
次の回の検定で、もう一度受けられます。検定は年4回あるので、3か月後にまた挑戦できます。どこでまちがえたかを先生と確かめて、次の回に向けて練習します。
検定は、必ず受けないといけませんか?
必ずではありません。ただ、目標があると、ふだんの授業にもまじめに取り組めるようになります。受けるかどうか、どの級を受けるかは、先生とご家庭で相談して決めます。
申し込みや検定料は?
受ける級が決まったら、教室の先生から申し込みの方法や検定料をご案内します。
ほかの団体の検定と、どうちがいますか?
認定する団体がちがいます。種目は、多くの珠算検定と同じく見取算・かけ算・わり算です。こどもスクールの検定は、ふだんの教室で、慣れた先生のもとで受けられるのが特長です。

15問中10問できたら合格!1問ずつ、ていねいにね。
まずは、無料体験へ
そろばん・かきかた書道は体験無料(約20分・持ち物は筆記用具だけ)。アートの体験は40分・1,000円(手ぶらでOK)。教室の雰囲気や先生との相性を、お子さまと一緒に確かめてください。

