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こどもスクールそろばん・かきかた書道・アート

保護者向けコラム|かきかた書道

字がきれいになる習い事
かきかた書道で、何がどう変わる?

「ノートの字が読めない」「名前がきれいに書けない」。字は、才能ではなく「持ち方・姿勢・筆順・形」の4つで決まります。かきかた書道で何がどの順番で変わるのか、どのくらいかかるのか、おうちでできることまで、教室の経験からお話しします。

先に答え:字は才能ではなく、持ち方・姿勢・筆順・形の4つで決まります。かきかた書道は、この4つを順番に直す習い事です。持ち方と姿勢は1〜2か月、ノートの字が変わるのは半年〜1年が目安。年長さんから始められ、小学生からでも遅くありません。

字がきれいにならない本当の理由

「うちの子は字が下手で」と相談されるとき、字そのものを見る前に、私たちは鉛筆の持ち方とすわり方を見ます。字が読みにくい子のほとんどは、持ち方が深すぎたり、親指が前に出ていたり、紙に顔が近すぎたりしています。持ち方が合っていないと、線を思った方向に引けません。つまり、字が下手なのではなく、書きにくい持ち方で書いているのです。

次に多いのが筆順です。筆順がばらばらだと、形が毎回変わり、字が安定しません。そして最後が「形」。「口」の縦の線は内側に、「大」の最後ははらう。こういう形の決まりは、教わらないと身につきません。学校の書写は時間が限られているので、ここまで一人ひとり見てもらえないことが多いのです。

かきかた書道で変わる4つのこと

  1. 持ち方

    鉛筆の持ち方を、最初に直します。小さい子ほど早く直ります。持ち方が整うと、線がしっかりして、筆圧も安定します。

  2. 姿勢

    背すじ・紙の位置・ひじの置き方。姿勢は字だけでなく、集中力にもつながります。「書く時間は、すわる時間」が、おうちの勉強にも活きます。

  3. 筆順

    正しい筆順で書くと、字の形が自然に整います。学校で習う漢字の筆順を、お手本で確かめながら書きます。

  4. 形

    「とめ・はね・はらい」、線の長さ、字の中の空間。お手本をよく見て、自分の字とどこが違うかを見つける「観察する力」が育ちます。

こどもスクールでは学習指導要領にそった正しい筆順・字の形・姿勢・持ち方を、お手本で学びます。鉛筆(硬筆)と筆(毛筆)の両方を同じ教室で学び、学校の書写の課題にも取り組めます。昇級・昇段の検定は、ふだん通っている教室で受けられます。

硬筆(鉛筆)と毛筆(筆)、それぞれの役わり

硬筆(鉛筆・かきかた)毛筆(筆・書道)
直接効くものノート・テスト・名前など、毎日の字「とめ・はね・はらい」の力加減、字の形の感覚
育つ力正しい持ち方・筆順・形集中力、観察力、落ち着き
年齢年長さんから年長さんの1月ごろから(筆ペン・水書きで準備)

「ノートの字をきれいにしたい」なら硬筆が直接効きます。でも、筆で「はらい」の力加減を体で覚えると、鉛筆の線も変わります。両方学ぶと、お互いに良い影響があります。だから、こどもスクールは「かきかた書道」として両方を教えています。

書道コンクールの作品書道コンクールの作品書道コンクールの作品
こどもスクールの書道コンクール(毎年1月)の作品から

どのくらいで変わる?

1〜2か月持ち方と姿勢が整う。「線がしっかりしてきた」と感じる保護者の方が多い時期
半年筆順が安定し、ひらがな・習った漢字の形が整う。学校の書写の課題が楽になる
半年〜1年ノートやテストの字が変わる。「読みやすくなった」と学校の先生に言われる子も
1年〜昇級・昇段。速く書いても崩れにくくなる。書道コンクールに出す子も

字は、本人が「きれいに書けた」と感じた瞬間に変わります。だから、おうちで「汚い」と言うより、教室で「ここがきれいだね」と言われる経験が要ります。

左利き・字をいやがる子・高学年から

左利きの子:鉛筆は左手のままで、持ち方と紙の置き方を工夫します。毛筆は本人と相談しながら、右手で練習することもあります。無理に直すことはしません。

字を書くのをいやがる子:「下手だから見られたくない」が理由のことが多いです。教室では、まず持ち方を直して「線が引ける」実感を作ります。小さな「できた」から始めると、書くのをいやがらなくなります。

高学年・中学生から:遅くありません。理解が早いので、持ち方のくせさえ直れば、半年で見違える子が多いです。中学生は行書も学びます。

おうちでできること

  1. 持ち方だけ見る:字の良し悪しより、持ち方と姿勢だけを声かけします。「鉛筆、ねかせて持てたね」。
  2. ゆっくり書く時間を作る:名前を書くときだけでも、「ゆっくりでいいよ」。速さは、あとからついてきます。
  3. 「ここがきれい」を見つける:1文字でいいので、良いところを言葉にします。字は、ほめられた字から変わります。
  4. お手本を見る習慣:教室のお手本やテキストを、おうちでも机に置いておくと、見る習慣がつきます。

よくある質問

硬筆だけ習うこともできますか?

こどもスクールのかきかた書道は、硬筆と毛筆の両方を学ぶ教室です。年長さんの間は硬筆が中心で、毛筆は様子を見ながら始めます。「毛筆はまだ不安」という方も、まずはご相談ください。

学校の書き初めや硬筆展の課題も見てもらえますか?

見てもらえます。学校の書写の課題も教室で取り組めます。夏休みには、短期のレッスンを開くこともあります。

持ち物と月謝は?

持ち物は筆記用具と書道セット(毛筆を始めるときに)。月謝は年長さん・小学生4,600円、中学生5,500円(税込)。別に設備維持費1,100円/月、入会金4,800円(ごきょうだいは2人目から無料)、教材費がかかります。

何歳から始められますか?

鉛筆のかきかたは年長さんから、筆は年長さんの1月ごろからが目安です。くわしくは習字(かきかた書道)は何歳から?をご覧ください。

わくま君

一画一画、ていねいに。きれいな字は、いっしょうの たからものだよ。

森田泰斗

この記事を書いた人

森田 泰斗株式会社森田グループ こどもスクール塾長

1972年に豊橋で始まった「森田塾」を引き継ぎ、愛知・静岡の約90教室とベトナム・ハノイ校で、そろばん・かきかた書道・アートを通じて「自分を信じる力」を育てています。教育についての講演・セミナーも行っています。

まずは、無料体験へ

そろばん・かきかた書道は体験無料(約20分・持ち物は筆記用具だけ)。アートの体験は40分・1,000円(手ぶらでOK)。教室の雰囲気や先生との相性を、お子さまと一緒に確かめてください。