そろばんって実際に意味あるの?

そろばんの魅力と効果

そろばん学習は、単に「計算が速くなる」だけではありません。
それは、こどもスクールが最も大切にしている「自分らしく生きる力」を育む、最適なトレーニングだと考えているからです。
そろばん学習が育む力を、こどもスクールの理念である『見える力』と『見えない力』に分けてご紹介します。

1. 『見える力』を育てる(脳と技術)

目に見えてわかる学力や能力。そろばんは、脳全体をバランスよく鍛え、確かな技術を習得させます。

① 脳をバランスよく鍛える(右脳と左脳の連携)
●左脳(論理): 指先を使い、論理的に珠(たま)を動かして計算します。
●右脳(イメージ): 慣れると、頭の中にそろばんを浮かべる「珠算式暗算」が身につきます。これが右脳を劇的に活性化させます。
この「右脳と左脳の同時活用」こそが、地頭の良さの土台となります。

② 圧倒的な『集中力』と『計算力』
時間内に正確に答えを出す訓練を繰り返すことで、他の学習やスポーツにも活きる、深く集中する習慣が身につきます。

2. 『見えない力』を育てる(心と自信)

これこそが、こどもスクールがそろばん学習を通じて最も育てたい力です。

① 自己肯定感(「やればできる」という自信)
そろばん学習は「できた!」「合格した!」という小さな成功体験の連続です。
この「スモールステップ」を自分の努力で乗り越えていく経験が、「自分は大丈夫」「やればできる」という確かな自信(自己肯定感)を育みます。

② 忍耐力と判断力
目標(合格)に向かって地道に練習を続ける「忍耐力」。
瞬時に数字を読み取り、最適な指の動きを決める「判断力」。
これらは、子どもたちが将来困難に直面した時に、自分を支える「心の軸」となります。

③ 直感力・創造力
右脳が鍛えられることで、数字に強いだけでなく、物事の本質を掴む「直感力」や、新しいアイデアを生み出す「創造力」も養われます。