
私は、こどもスクールでの教育活動と並行し、企業・教育機関・自治体向けの講演・研修活動にも力を注いでいます。
なぜなら、こどもたちの未来を輝かせるには、まず、こどもたちを支える私たち大人が、自信と希望に満ちていることが不可欠だと考えるからです。
近年、OECD加盟国の調査において、日本のこどもたちの自己肯定感が著しく低いという結果が報告されています。
「自分は価値ある人間だと思う」と答えたこどもは、欧米やアジア諸国が平均87%であるのに対し、日本は約36%と半分以下です。この問題は、こどもたちだけに限りません。
こどもたちに接する教師や、企業で働く人々、そして経営者自身が「自分ならできる」という感覚(自己効力感)を持てずにいるケースが多く見られます。
教える側、導く側の大人が、まず自己肯定感について深く理解し、自らの自信を取り戻すこと。
それこそが、こどもたちに夢や希望を与え、組織にモチベーションと生産性をもたらす、すべての土台となります。
心理学者アドラーは、人は「自己受容(自分に価値があると感じること)」「他者信頼(他者を信頼すること)」「他者貢献(誰かの役に立っていると感じること)」によって幸せを感じると言います。
私たちは、この感覚を自分だけにとどめず、家族、会社、学校、地域、世界へと広げていく「共同体感覚(自分は多くの人の中で繋がっている)」を育むことを目指します。
幸せを伝播させ、社会全体に貢献できる組織と個人を、一人でも多く増やしたいと心から願っています。

脳科学や心理学に基づき、自己肯定感、右脳思考、人材育成など、様々なテーマでの講演・研修を承ります。(ワークショップ形式も可能です)
◎人材育成と自己肯定感
心の健康の核となる自己肯定感の重要性、レジリエンス(逆境力)との関係、部下の自己肯定感を育む褒め方・叱り方など、具体的な実践例を交えてお伝えします。
◎ベトナム高度人材活用
外国人材を自社内で活かし、長期雇用へと繋げるための、相互理解のポイントをお伝えします。(※特にベトナム人材を雇用中、または検討中の企業様向け)
◎右脳思考仕事術
ひらめき・直観を活性化させ、従来のしがらみにとらわれず新しい価値を創出する、これからの時代に必要な仕事術です。
* ひらめき・直感力の鍛え方
単なる思いつきではない「直感」を、潜在意識を使い意図的に鍛える方法論です。
◎自ら成長しだす人材育成システム
人は「教え、教えられる」関係性や、「書く」作業を通じて自立します。自ら育つ人材を育てるための仕組みづくりについてお伝えします。
◎時間管理術:自分を癒し自己受容力を高める時間管理
時間管理マトリクスから「自己受容」の大切さに気づく、ワークショップ形式のセミナーです。
◎子育てと自己肯定感
こどもの心の健康にとって最も大切なこと、どの子にも必ずある長所の見つけ方、親自身の自己肯定感がこどもに与える影響など、ワークショップを交え分かりやすくお伝えします。
◎自己肯定感をアップさせて、一人ひとりの幸福度を高める(指導者編)
指導者の立場から、相手の自己肯定感を引き出し、勇気づけ、導くための具体的な方法を学びます。
◎生徒をやる気にさせる魔法の声かけ(心理学編)
生徒の自己肯定感を上げ、勇気づけるための具体的な声かけのポイントを、心理学に基づき解説します。
◎右脳を生かす情操教育
論理の左脳と感性の右脳のバランスから、感情をコントロールし、人を思いやる心を育てる情操教育についてお伝えします。
その他、「自己肯定感アップセミナー(一般向け)」など、ご要望に応じて多数のテーマに対応可能です。



「ひらめきと直感力を鍛える本」 同文舘出版
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(著書内容)
「これからは「ひらめき・直感力」の時代!
現在は、仕事上でも日常生活でも、どれだけ「知識」を持っているかだけでは大きな差はつかず、どれだけ「知恵」を持っているか、がますます重要になってきています。
これは、私たちが何らかの判断や決断を行なう際も同様です。端的に言って、「論理思考」はだれでも得ることができるのです。そのため、論理思考で何かをしようと思えば、多くの人が同じような材料=知識をもとに、同じような思考の道筋をだどって、同じような結論にたどりつくことになります。
一方、「ひらめき・直感」は「知恵」に結びつくものです。他の人が思いつかないようなアイデアを新たに生み出し、それを蓄積することで、さらに「ひらめき・直感」の力を高めていくことができます。「ひらめき・直感」は人間が活かすべき新しい能力であり、そうした能力を活かすことは、これからのわれわれの生き方にとってとても大切なことです (まえがきより)



